台風とは
熱帯地方で発生する低気圧のうち、東経180度より西の北太平洋と
南シナ海で、最大風速が毎秒17.2メートル以上になったものを言うのです。
空気の流れ
空気は気圧の高い所(高気圧)から低い所(低気圧)へ向かって流れます。
これは、台風(低気圧の親分)に向かって、まわり(高気圧)から
風が吹き込んでいる状態です。
流れの向きを変える力
コリオリの力(転向力)によって北半球で移動する物は右方向に曲がります。
(曲げられる??)
北(北極点)から南(赤道)に向かってふく風は、コリオリ力によって
西側(右)に曲げられます。
西に向かって吹く風ですから「東風」です。
南(赤道)から北(北極)に向かってふく風は、コリオリ力によって
東側(右)に曲げられます。
東に向かって吹く風ですから「西風」です。
左回転の流れが出来るのは・・
2つの高気圧の間に低気圧がある場合を考えてみると・・・、
北の高気圧からの風は東風が流れ、南の高気圧からの風は西風が流れます。
この2つが同じ低気圧に吹き込むと、低気圧は左回りの渦になるのです。
こうして低気圧が発達すると、左巻きの渦の台風になります。
|
簡単に画くとこんな図です。
|
同じ原理で、南半球で発生したサイクロンやハリケーンは、右巻きの渦を巻いているのです。
別に南半球の方が頭がいいというわけではありません。
地球の円周は4万km、24時間で一周すると時速1666km。
赤道上ではこの速度で地球は動いている!!。
|
Copyright (C) 2000 by Office D6. All Rights Reserved.
|
|