道具の解説


道具と仕掛けの解説をします。

たいした道具は必要なく、小ブナ釣りの道具でも十分に可能です。




対象魚と私のスタイル
カサゴ・メバル・ソイ・タケノコメバル・グレを狙います。

スタイルは基本的に夜釣り専門です。
時期も10月ぐらいから翌4月いっぱいぐらいまで。
釣人が非常に少ない時期が中心です。
そして、大潮(満月)のド干潮が大好き。

夜10時頃に釣場に入り夜明け前には納竿します。

なぜ、オフ・シーズンか!!、
遊び半分の釣り人が少ないからです。

なぜ、夜釣りか!!、
魚も気がゆるんでるからです。




道具
どのサオを使うにしろ、穂先にケミを付けるのは必須です。

普段は2本のサオを使いわけています。
3.6〜4.6のズームのUガイドロッド(クロダイの落とし込み用ロッド)。
5.3〜6.3のズームのUガイドロッド(クロダイの前打ち用ロッド)。

短い方のサオは、テトラのカケアガリより手前に有る穴や、水位が高い場合にカケアガリ を探る場合に使います。
長い方はカケアガリやそれより沖の根を探る場合に使いますが、やや重いので最近は短い 方のサオ中心で、水位が低い場合は自分がテトラの下へ降りるようにしています。

これ以外は現場しだいで1.8のイカダサオと2.7のグラスの万能ノベサオを 使いますが、ほとんど上記の2本のUガイドロッド中心です。

リールは落とし込み用のフライリールみたいな物(ダイワXチヌ駒)に、 道糸は視認性のよい(オレンジ色)落とし込み用物を使っています。
このリールはブレーキ機能が何も無いので、親指で糸を出したり巻いたりが簡単に出来、 穴の上下を探りやすいので気に入っています。
ただし、糸噛みがひどい(使い方が悪い?)のが難点です。

ハリスはフロロカーボンの1.5号、ハリはチヌハリの1〜5号を相手によって使い 分けています。

タモは必帯です。
グレなど30cm級もかかりますので、これが無いとナキをみます。
3mぐらいので十分かと思いかすが、予算の都合で5.5mの磯用を使っています。
非常に重いタモです。



仕掛け
特に凝った仕掛けとかは使いません
ハリ上10cm程度にオモリを打っただけのシンプルな仕掛けです。
道糸とハリスもチチワでつないだだけです。

ハリは根掛かりで頻繁に切りますので、多めに持参しています。
寒い時期の夜釣りなので簡単に結べるように管付きをしようしてます。

ハリはだいたいチヌ針の1号を使います。
図体の割に口が小さいグレ対策です。
大型のカサゴのみを狙う場合はチヌの5号で挑みます。

ハリスはフロロの1.5〜2号を1ヒロ以上とります。
これは、根ズレや根ガカリでハリを切るごとに短くなっていいきます。
切った場合、そのままハリを結び直します。

オモリはハリ上10pぐらいの箇所につけます。
軽くてもガンダマ5Bを3個、 ワリビシの馬鹿デカイ物を付ける場合も有ります。
テトラの穴の中にすんなり入ってもらうためです。

ケミを針上50pぐらいの箇所にも1個つけます。
これは、自分の糸が何処にあるか見極めるためと、 エサが水面下どれぐらいに沈んでいるか見当をつけるためです。

針先には特に注意が必要です。
テトラや貝の引っ掛かり、針先が削れ、かかりが悪くなります。
時々交換するようにしましょう。
交換の目安は、エサ(特にムシエサ)を針につける時に、スツッと針が刺せればいい ですが、力をいれブスッと刺さなければ通らないようなら交換です。
ちなみに私は、交換しやすいように管付き針を使用しています。



エサ
青ムシ1パイで十分遊べます。
たまに、大型のカサゴ・タケノコ用にカメジャコを10匹程度持参します。

エサは常に身に付けておきましょう。



根ガカリ対策
オモリを重くする理由の1つが根ガカリのためです。

なぜ、重いオモリが根掛かり防止になるかと言いますと、 根掛かりのほとんどはハリ先がテトラなどに引っかかり、 それを外そうとサオをあおるため、カカリが深くなり外れなくなるのです。

ここでオモリが重いと、根ガカリを感じた時にイトを出しオモリを沈める状態にしてやれば、 オモリの重みで勝手にハリが外れてくれます。
テトラとテトラの間にオモリが挟まった場合も同じです。

穴の中に隠れている魚は、オモリの重さはさして気にしないみたいです。