第1回 第六天丸
マゴチ(大物)仕立て

とうとうここまでエスカレートしてしまいました。
こうなったら、行ける所まで行くしか無いでしょう。

友人がマゴチ食ったら非常に美味かったと言ってた。
それでとてもマゴチが食いたくなり、急遽人員をそろえての仕立てです。

99年 6月20日(日)の釣行です。
天候・・小雨のち晴れ
潮・・・・小潮


船宿
新師崎・信屋さんに依頼。

初顔合わせ 信屋さん 作戦会議

料金
3人まで41000円。(土日料金、エサ、仕掛け込み)
1人増  3000円。

私たちは5人での釣行でしたので合計47000円でした。
1人あたり9400円の計算です。

今回はメンバーのお1人が、お子さんを連れてみえました。
親子(父・息子)で1つサオを使い釣りをするのもよいですね。
こういう場合は、お子さんは釣りをしないわけですから無料(要・交渉)で乗せて頂けます。 ただし、事前に船の定員の確認は必要ですよ。

料金の支払い方は帰港後に船宿での支払いとなります

出船
出航 ポイントを流す

6時出船です。
集合はちょっと早いと思いましたが5時にしました。
なにせ皆さん初顔合わせ、初対面なんです。
14時帰着でしたが、少し早目に上がりました。

仕掛け
宿の方の話では、手釣りの道具が船頭さんより貸してもらえ、仕掛けも用意してくれる話でした。

しかし、船頭さんはオモリはたくさん持っておられましたが、仕掛けは持っておられませんでした。 やはり、仕掛けの情報不足は主催者(私)の手落ちです。
今後の教訓とします。

私とアムルーズさんが仕掛けを持参しましたので、不足分を手釣りの仕掛けを切って 使いました。

船の大きさ
師崎では標準的な仕立てのサイズでした。

実釣報告

釣果
潮が悪いのか、釣果がのびず苦労しました。
本来はマゴチ仕立てだったのですが・・・。

この潮でマゴチだけをやると完全ボーズも有り得ると言う船頭さんの考えで まずはマダカ狙い。
師崎前の漁礁での流しを繰り返します。 船頭さんはひと流しに1匹ずつ釣られますが、我々はまったくダメ。 しかし、キチッと棚さえ合わせば必ず釣れると言われます。
う〜ん、と我々は唸りますが、事実船頭さんが釣っているのだから・・・。
漁礁の手前はマダカ以外(マダイ?)が居るかもしてんで底付近を狙えと船頭さんの指示有り。 漁礁の上では2〜3ヒロ上を探ります。
何度も漁探を見せてもらいましたが、漁礁の上は反応でびっしり。漁礁の手前にも何かが 反応していました。

私にアタリが来たのは釣り開始2時間後。流す度に1m単位で棚を探した結果の1匹です。 マダカのアタリは非常に小さい。10cmほどのカサゴの方がよっぽどフレキシブルなアタリ をしてくれます。
なにか、モタ〜と言うか、軽いアタリが感じられるだけ。ただ、巻き上げの最中は、さすがに 楽しませてくれます。ドラグを滑らせ、突っ込んでくれるから楽しいです。

11時ちょい過ぎに船頭さんにお願いしてダメモトでマゴチ狙いに転進。
いきなり、アムルーズさん、船頭さんが小ぶりながらもマゴチをゲット。
船上に期待感が漂いましたが・・・これまで。
結局、時間を少し残しての早アガリで終了です。
ポイントを見る船頭さん 私のマダカをすくう船頭さん 初めてのマダカ
カンコの中のエサの活きエビ 船頭さんの手釣り風景 沖上がり風景

釣果の分配
釣った魚をどうしようとその人の勝手ですが、師崎方式を紹介します。

釣り客と同時に船頭さんも手釣りをされます。
そして釣った魚をカンコ(船のイケス)に入れて活かしておきます。 我々釣り客も釣った魚はカンコに入れておきます。

沖上りとなり港に戻った時、すべての魚を船頭さんがシメてくれます。 当然、船頭さんが釣った魚もその中に含まれています。
つまり、船頭さんが釣った魚はすべて釣り客がいただけるわけでして、 よって船頭さんの釣りを妨害するような行為は慎む方が後々我々のためとなります。

釣り客が釣った魚と船頭さんが釣った魚をひとまとめにして、すべてを公平に分けます。
我々は公平をきすため船宿のお婆さんに分配して頂きました。

船から釣果を運ぶ 全釣果?をチェック 釣果の分配

当日の私のタックル
私が持参した道具は、サオがダイワ入船20号の2.1mと帆影30号2.7m、 PE3号200m巻きの小型とPE4号300m巻きの中型の両軸リール、 仕掛けは上州屋オリジナル「師崎ウタセエビ専用胴突き仕掛け」と一般的なヒラメ用 仕掛け(マゴチ用として)です。

実釣時には20号2.1mのサオを使っただけです。 また、仕掛けは2本ハリなんですが、マゴチを狙っている時は、下針を幹糸 より切り、1本針で釣りました。