第4回 第六天丸
イカ釣り(乗合船貸切)

若狭小浜まで出向いてのイカ釣りです。
今回は「直幸丸」さんのご協力で貸切でのイカ釣りができました。

00年 7月22日(土)の釣行です。
天候・・晴れた
海況・・・ナギ
潮・・・・?



船宿
小浜・直幸丸さんに依頼。

10人前後での仕立て(貸切)を探したのですが、土曜日はかき入れ時とのことで どの船宿も少人数での貸切はダメとのこと。
たまたまネットで見つけて「直幸丸」さんに問い合わせたら最低12名乗ったらOK とのこと。ならば最低でも12名分の料金を払うことで商談成立。

ネットでみた船長さんの画像が「恐く」見えたのですが、実物は物静かそうな人でした。

料金
通常乗合で1人¥9000円。
当日もこの料金で貸切りました。(13人×9000)

仕掛け(スッテ)、オモリは船内で借りれます。(無料)
手釣りの仕掛けは無料で貸していただけます。
リール電源も完備されています。


出船
18時出船予定でした。
しかし、皆さんが早めに集まったので、17時30分に出船しました。

船長の鬨の声での出船です。

仕掛け
私は浮きスッテの2.5号〜4号の5本スッテを使いました。
色は5本とも違った色をつけました。

手釣りの道具は無料で借りられます。

実釣報告
若狭方面への釣行計画はGW明けから練っていました。
十人前後での仕立による釣行を計画していたのですが、仕立で十人が乗れる船が見つかりません。
ネットで見つけた小浜の直幸丸さんに問い合わせたら、最低12人乗ったら貸切OKとのこと。 それじゃあ最低12人分の料金を払うことで商談成立。

7月22日土曜日午後6時出船のイカ釣りが決定です。
実は、釣行当日が土曜日のため問い合わせたどの船宿も大型船の貸切には応 じてくれなく、やっとの思い出見つけた船宿です。
船長さんに感謝。

宿か決まったので今度は頭数合わせです。
私のネット仲間に呼びか総勢13名が集まりました。
今回のイカ釣りはイカ初心者が多く、船宿に連絡を入れFAXで仕掛け等を教えていただくなど、 とても親切にして頂きました。
私なんかイカ釣り自体が初めてですし、伊勢湾以外で船に乗るのも初めてです。

それと、釣りの時期を7月後半に決めたのは『マイカ』が食いたかったのが理由です。 マイカとは小浜地方では剣先イカのことを言うらしく、味は絶品とのこと。 事実、釣果を自宅で刺身で食べたら美味しいことなんの。
釣果の写真を取るのを忘れ食べてしまいました。

当日は海水浴で道路が混雑する可能性が高いため、昼前に自宅を出発、3時 前には現地に到着し、堤防で小魚を釣って皆が集まるのを待っていました。
午後4時ぐらいから仲間が集まり出し、船長さんも来られたので、船長さん を交えてイカ釣談議が始まりました。船長さんが言うには、極力柔らかく、 短いサオがアタリが取りやすいとのこと。
特に初心者は手釣りの方がアタリが判りやすく数を延ばせるとのことでした。
また、マイカで沖漬を作ると言ったら「イカがもったいない」と船長の返事。
イカ釣り談議中の船長さん 南京袋のスッテかけを置く船長さん
全員が集まったので予定より30分早く出船、ポイントに入り日没を待ちま す。日が沈むまでの間、船長さんにスッテの取り扱いなどを教えて頂き、釣 り方などアドバイスを受けます。
「船長さん、なんでこんな布を巻いたモノでイカが釣れるの?」
「そんな事オレに聞くな〜!!」
なんとなくハマちゃん似の船長さんでした。

日没となり、あちこちの船に集魚灯がともります。
私たちの船にも灯りました。さぁ戦闘開始、みんな一斉に仕掛けを投入します。
私も底付近を探っていました。電動リールを使っていましたので、中速で3m巻き上げ、止めて 数秒待つを繰り返していたらガツンと根ガカリのようなショック。 低速にしてゆっくり巻き上げから、ついていました初めてのイカ。 しっかりツノに抱きついていることを確認して抜き上げ。
私はこの方法で底から水面まで探って3ハイ釣りました。

船長さんは海面より15〜20mの範囲での数釣りをすすめていましたが、 みんな1発大物狙いで底付近を探っています。事実、胴長40cmオーバーが 底であがりました。私は底から海面直下まで広く探ってみましたが、イマイ チ釣果が延びません。
たまたま海面を見ていたらイカの団体さんが泳いでい たのでその中に仕掛けを 下ろしてみましたが、見向きもされませんでした。
釣友にきた大物 帰港・おつかれさん
帰港
24時、沖あがりです。

結局、私は6パイで沖アガリを迎えました。 この内の3ハイで沖漬けを作りました。
マイカは非常にかわらいので身切れを起こし、ゲゾ(足)だけがスッテについて 上がってくることが数回ありました。
ただ、このゲゾも非常に美味しく、仕掛け投入の合間に飲むビールのツマミになります。

それと、釣り上げたイカは早めにバケツの中に入れましょう。
ぶら下げた状態でイカを観察していたらスミをくらいましたから。

当日の私のタックル
当日の私のタックルは、サオがダイワHX岬30号3.1、リールはシマノの電動丸3000EV。 仕掛けは2.5号の浮きスッテを自作の幹糸に1m間隔で5本つけました。
イカ釣りでの電動巻き上げを嫌う方は多いですが、私のような初心者は 一定の低速で巻き上げれる電動がらくちんです。

注意
釣ってる時は楽しいですが、夜釣りの場合は帰路がメッチャえらいです。
くれぐれも気をつけましょう。
眠気を感じたら躊躇なく休みましょう。