知多師崎出船
タチウオ(太刀魚)乗合
(08年08月、現場乗船確認)


 釣季はよくわかりませんが、タチウオがやって来たら開始されるようです。

 師崎の乗合ではカワハギと人気を競い合っているとか聞きました。
 ただし船宿や釣り客の話しで、カワハギより難しいしそうです。
 その分、ハマってしまう方も多いようです。


08年08月、タチウオ乗合にて


仕掛け(道具)とエサ
仕掛け、氷は各1個受付で乗船料金を払う時に頂けます。
ただし、この釣りはオモリ80号でのテンビンズボ釣り仕掛けとなります。
オモリとテンビンは借りるかたちになります。

エサは現場到着までに船内で配られます。(乗船料金に含まれている)
実釣中に仕掛けやオモリを失った場合は船内で購入出来まが、 借りたオモリとテンビンを切られたら弁償となります。

仕掛け
先に記しましたが、テンビンズボ釣りとなります。
(テンビンをズボッと放り込むか「テンビンズボ」だそうな・・ホントかいな!!)

オモリは80号で船内統一です。

オモリとテンビンは船宿で借りますが、当然ですが持参されてもかまいません。
ちなみに、かなり大きなテンビンです。

借りたオモリとテンビンを切られたら弁償(\400)となります。
仕掛け 仕掛けとテンビン

エサ
当日は画像のようにパック入りの冷凍イワシが配られました。
当然ですが、使って無くなれば追加でもらえます。

冷凍イワシ

オモリ
80号の片テンビンを使用します。

サオ
船宿では電動リールの使用を推奨しています。
持っていなければ、有料ですが船宿で借りられます。

私は通常は80号負荷の麦イカ用の物を使用しました。

アジ乗合などで使っているサオでも十分使用できます。
私は7:3調子とグラスソリッドの同調子を持参し使ってみました。

道糸とリール
道糸はPEの3〜4号を200mほど巻いておけばよいでしょう。
リールは電動リールが良いです。

手巻きでも十分に使用可能ですが、オモリが思い分だけ負担が大きいです。
無い場合は船宿で借りることをお勧めします。

参考までに私が使っている道具を紹介します。
サオ・・・・シマノ イカセブン・麦イカ & 自作グラスソリッド
リール・・・シマノ電動丸1000H & ダイワ ハイパータナコン400FBe
道糸・・・・PE4号300m
クーラー・・28L

水中ライト
これは必需品

何も知らずに出かけた私は持って無かったですが、数を上げている方は皆さん付けていました。
ちなみに、ケミホタルでも代用可(専用品有り)です。



釣り場
釣り場は伊良湖水道を出て直ぐの場所。
すぐ近くでは、サビキの乗合船が釣っています。



実釣解説と注意点
エサは冷凍イワシ。
親針をアゴ下から入れて抜き、マゴ針はシリに刺します。
イワシが真っ直ぐになるようにしないと、 海中でエサがグルグル回転して道糸に絡んでしまいますので、注意して下さい。

当日は水深60m前後の場所を流していました。

船長さんの指示は、「底5mから30mまでを探って下さい」と出ます。
前記しましたが、仕掛けが道糸に絡まないように投入します。

見てくれと違い、タチウオはあまり俊敏な動きはしない様です。
ですから、あまり早く仕掛けを動かすと追いかけて来ません。
指示の範囲を電動の超スローで、 小さくアクションを入れながらダラダタと上げるだけ。 面倒ならアクションを入れなくてもかまいません。

アタリはエサに噛み付いた感触が手もとに伝わって来ます。
そして・・・ガブリと噛み切っていく感触まで。

非常にアワセが難しい釣りです。
アタリを感じたら少し待ち、エサを食い込ませてから聞きアワセを入れます。
それで重みをかんじたら、アワセます。
・・・と、文字で書くのは簡単ですが、実際は非常に難しい。

アタリを感じてもタチウオを掛けることが出来なかったら、仕掛け上げエサを確認して下さい。
食い千切られていますから・・。

この釣りの面白さは、アタリが取り難いので腕の差がはっきり出ることと、 掛けてからの引きの強さではないでしょいうか。

船宿のご主人と女将さんも言われてましたが、カワハギと二分するほどの人気釣り物。 カワハギより難しいため、ハマる人は多いそうです。



その他
クーラーは大きい物が必要だと思います。
小さくても60p、デカイとその倍以上は有り体高も20cm近くなります。

針外しを持参された方がよいでしょう。
歯が鋭く大きいため、噛み付かれたら血がタラタラでは済みません。
可能ならば、ジギングで使うようなペンチ型が使いやすいです。