カレイ五目
(99年 4月、現場乗船確認)

春先の3月から船が出るようになります。
五目と言うように、特にカレイに限定した釣りではありません。大型のアイナメも 釣れますし、キスだってつれます。ただ、4月いっぱいぐらいまではカレイが中心に 釣れますので「カレイ五目」と呼んでいるだけです。
5月以降、キスの数が出だすとやや沖へ出かけ深場のキスを狙いだします。
するとキス五目と言われるようになります。





釣り場
釣り場は、ほんとうに近場で、師崎前、片名、豊浜あたりです。
キスをメインにした場合では初期のころはもう少し沖へいきますが、 キスが岸近くまで寄ってくると、師崎前あたりが釣り場となります。



道具など(用意するもの)
道具ですが、サオは船宿で借りる(¥500)もので十分です。
先の柔らかい2m前後の小物用で十分対応できます。
バスロッドでも十分代用可能です。

仕掛けも船宿で支給されるもの(料金内)で十分ですが、根掛かりで 切ってしまう場合があります。この場合は船内で購入することとなります。
持参される場合は、土日の混雑している中では2本バリにしておきましょう。ハリ数が 多い(仕掛けが長くなる)とオマツリの原因となります。

クーラーは小さい物で十分だと思います。
受け付け時に氷が1個もらえますので、岸壁などに叩きつけて多少は砕いておいた 方がよいかと思います。

仕掛けはテンビン仕掛けに30号オモリとなります。
エサは石ゴカイを船宿で用意して頂けます。(もちろん料金内)
ただ、これはヌルヌルして掴みにくいので釣具屋で石粉(¥30ぐらい)を購入 され持参されるといいでしょう。

船宿仕掛けと餌箱 餌の石ゴカイ



私の道具
参考までに私が使っている道具を紹介します。
私は持っていませんが、持ちサオの小物釣りでは左巻きリールが有ると 便利ですね。
サオダイワ入船20号IL−2.1m
リール小型両軸リール
道糸PE3号100m
クーラー14リッター
仕掛け船宿仕掛け


実釣解説と注意点
カレイを釣る場合は「コヅキ釣り」が中心となります。
これは、底立ちをとってピンと張った仕掛けを少し持ち上げ、また海底に落とし オモリで底砂をかき混ぜたようにして海底に砂煙をたてるのです。
カレイがこの砂煙を見るとエサが暴れているように見えるらしく、その煙に 近寄ってきます。
数回底をこづいたら仕掛けを張った状態でカレイにエサを食わせます。 ここで数秒待ってからきき合わせを行い、アタリを確認します。
これを繰り返して、カレイを誘い、釣り上げます。

気をつけなければならないのは、カレイは底にベッタリ張りついて、上方から のエサを見ている(探している)らしいです。よって、仕掛けを底にはわした 状態ではなかなかエサを見つけることが出来ないらしいです。
実釣ですが、時に水深30〜40m位の深い場所を探る時もありますので、底立ちを しっかりとり、オマツリ防止に心がけましょう。

カレイのアタリはよくわかりません。
知らないうちに食われているとハリを飲み込まれたり、1匹に2本のハリを 飲み込まれたりします。

先に記しましたが、エサは石ゴカイを船宿が用意してくれます。
これがけっこうヌルヌルして太さも細いですから非常にハリにつけにくいです。 波のある時など、エサ付けにてこずったりしていると、目が寄ってきて船酔い してしまいます。ですから、場合によっては自分で青虫を購入し、持参されるのも よいかも知れません。

この船は釣り物からしてのんびりした感じがあります。
それでか、親子連れ、ご夫婦、アベックの姿をよく目にします。