キス釣り
(  年  月、現場乗船確認)


キス乗合と言っても、五目的な要素が非常に多い釣りです。





釣期と釣り場
2月下旬あたりから始められた「カレイ釣り」が、 カレイを釣り尽くしてしまった4月中旬以降に「キス釣り」と移り変わっていきます。
初期は小型中心で、梅雨期に入った頃からが大型が釣れだします。

釣り場は、初期は伊勢湾の中ほどまで出かけますが、盛期は港を出て5〜10分程度の近場で 大型が釣れるようになります。

キス釣りといっても、「釣場・仕掛け・エサ」をみると五目釣りになります。
初期は大型のアイナメも上がります。
カレイ、メゴチ、カサゴ、おまけにタコまで、とても楽しくのんびりとした釣りです。



仕掛け(道具)とエサ
仕掛け(天秤を含む)、オモリ、氷は各1個受付で乗船料金を払う時に頂けます。
時々、氷をもらうのを忘れてくる人がいますので気をつけましょう。
実釣中に仕掛けやオモリを失った場合は船内で購入出来ます。

仕掛け
ボートでのキス釣り仕掛けと同じような、2本針の仕掛け使います。
オモリは30号。
これをキス天秤につけて、釣ります。

エサ
「キス釣り」の場合は石ゴカイが支給されます。
この石ゴカイがヌルヌルして掴みにくく、針に通しにくいので釣具店で『石粉』を購入し、 持参された方がよいでしょう。
1袋、¥20〜¥50で販売されてます。

サオ
15〜20号不可の外ガイドのキスサオをお薦めします。
インナーロッドでも構いませんが、釣場が岸に近いためか、 ゴミなどで詰まってしまい仕掛けが落ちなくなる経験を何度もしました。

リール&道糸
船用の小型両軸リールで、道糸はPE1.5〜2号を100m程度巻いた物を使います。

レンタル品
サオ(リール付き)は船宿で¥500で借りられます。


実釣解説と注意点
初期は結構深場へ出かけますが、5月の連休を過ぎたあたりから近場がメインとなります。

流し釣りですから、キャストしての探り釣りは不可です。
せいぜい、目の前5mまでの範囲にポチャンと放り込む程度にしないと、 オマツリとなって釣りになりません。

アタリは「プルプル」と明確に出ますので、手首で軽くアワセを入れればOK。
道糸を張ってないとアタリが取れず、針を飲まれることが頻発します。



その他
クーラーは小さめでよいかと思います。
とは言っても、船宿で支給される氷がコンビニ等で売ってる板氷と同等のサイズですから、 14L程度は必要でしょう。
お弁当、お菓子を食べながら、のんびり釣るのも一興です。
そこまでしなくても・・・と言う方でも、お茶ぐらいは持参しましょう。
喉が結構渇きますし、残ったお茶で手を洗うと生臭さが緩和されます。